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 以前、神奈川県立近代美術館 葉山で内藤礼氏の作品を観たことを紹介しました。自然光とのコラボレーションが絶妙で、さらにお天気が良く富士山とのコラボレーションも感動しました。今回も、東京国立博物館の一室と窓から差し込む自 ...

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  ウイリー・ロニスという写真家、実は知りませんでした。展覧会の概要を見てみると「アンリ・カルティエ=ブロッソン、ロベール・ドアノーなどと並ぶフランスを代表する世界的な写真家」とあります。私が写真展を観に行くことはあまりありません。私 ...

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  「やっと出来たんだな」、2022年に軽井沢安東美術館が開館した時、こう思ったのは私だけではないはずです。世界的に名の知れている画家である藤田嗣治、レオナール・フジタの作品コレクションを創ったこの美術館の代表理事である安東ご夫妻に、 ...

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 「美術館とはどうあるべきか」、多くの美術館がこの課題に日々取り組んでいることでしょう。以前、ロンドンナショナルギャラリーの舞台裏にスポットライトを当てた映画を観たことがあります。そこには多くのスタッフが国民の宝である芸術作品をどんな ...

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 ダリの作品を観た時の私の第一印象は、好きか嫌いかは別として、謎、意味不明、不気味…とわりとネガティヴ寄りの言葉が並びます。言葉を変えれば永遠に挙げ続けられるのではないかと思えるくらい、いろいろな(ネガティヴ系の)単語が出てくる気がし ...

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 ブランクーシと聞いて私が一番に思い浮かべたのが「関税裁判」でした。《空間の鳥》がパリからニューヨークへ輸送される際に、鳥に見えないことから美術品ではなく実用品として40%の関税が課されたという事件です。確かに鳥と言われても戸惑うでし ...

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 初めて公募展を観に行ってきました。1947年設立の人人会の展覧会です。会員と呼びかけ会員の作品を観ることができます。人人会の設立趣旨には「人を縦ではなく横に並べて人人と称してきた」とあり、この会がどんな理念を持っているのかが伝わって ...

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 花を観ていると私は本当に気持ちが落ち着きます。特にちょっとへこんでいる時に花を観ると元気を取り戻せた気分にしてくれます。生花も好きですが、日本画の花にも癒されます。日本画専門の山種美術館では、花をテーマにした展覧会が開催されています ...

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 重要文化財に指定されていて、アール・デコ様式の建築として知られている旧朝香宮邸へ行ってきました。戦後は首相公邸や迎賓館としても使われ、ここが東京都庭園美術館として開館して40周年。とにかく素晴らしかったです。美術館の雰囲気や床や壁紙 ...

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 浮世絵版画は日本が誇る技術だと思います。版元、絵師、彫師、摺師の連携プレーでの大仕事です。それぞれの素晴らしく高度な技が遺憾なく発揮された結果、世界中でムーブメントが起きたのでしょう。『深掘り!浮世絵の見方』では、その連携プレーの素 ...